パウダーコーティング YAMAHA SR400 フロントフォークアウター

YAMAHA SR400 フロントフォークアウターのパウダーコーティング施工です。

施工前

フロントフォークなどのアルミ鋳物製品には、巣穴と呼ばれる小さな孔が存在しています。

パウダーコーティング(粉体塗装)は元々粉末状の塗料を静電気の力で施工物に付着させ、その後約200度で焼付けする事により粉末同士が結合していきます。

その際その孔に潜んでいる空気が熱により膨張し表面の塗膜を押し上げて発泡させてしまいます。

AWANOコーティングでは、そのような発泡を防止するためにブラスト後、パウダーコーティング(粉体塗装)の下地に専用のプライマーを施工します。

専用プライマーを施工する事により、表面の孔を塞ぐ事で、腐食等で酷い状態である場合を除き、ほとんどの発泡を防止することができます。

施工後

 

メルセデス・ベンツ・Gクラス「ゲレンデヴァーゲン」 ホイール パウダーコーティング

メルセデス・ベンツ・Gクラス「ゲレンデヴァーゲン」のホイールのパウダーコーティングのご依頼です。

お預かりさせて頂いた時に持ったとき、その重さに驚きました。

国産のホイールよりもかなり鉄板が分厚く、非常に強度に優れていることが伝わってきました。

さすがもともと軍用車両で使用されていただけありそうです。

 

今回は、ラグボルトも一緒に塗装して欲しいとのご依頼でした。

ラグボルトには、膜圧のの薄いセラコートを施工します。

ボルトにパウダーコーティングを施工すると、厚い膜厚で、ボルトの頭の寸法が狂い工具が入らなくなる可能性があります。

セラコートであればねじ山にも施工可能です。

 

塗装剥離後に、サンドブラスト施工。    右がサンドブラスト後

可能な限り錆びを取り除き、塗装下地を造ります。

カラーは、半艶のブラックを選択されました。 落ち着いた感じの良い艶度合いです。

AWANOコーティングでは、大きく分けて3つの艶を使用しております。

最大限艶を出した      全艶ブラック

完全に艶を消した      艶消しブラック

その間くらいの艶の     半艶ブラック

艶消しブラックは、黒さを重視したものを選定しております。(艶消しすぎると少し白く見える)

 

ホイールのように傷がつき易い環境で使用パーツの場合は、全艶黒の黒を選択すると、どうしても傷が目立ってしまいます。 傷が目立ちにくい半艶、もしくは全艶消しがオススメです。

ラグボルトに施工したセラコートは、パウダーコーティングの半艶に近い艶感のものを選定しました。

工具をかけても、セラコートの塗膜は割れることなく問題なく締め付けできます。

こちらは、お客様から頂いた写真です。 ベンツのマークのセンターキャップが半艶のブラックとよくあっています。

施工者として、施工した製品が、使用されるのを拝見出来ることは、何よりも嬉しいことです。

より一層、良い仕上がりになるよう力が入ります。

 

 

 

 

スプリング パウダーコーティング

施工前

京都府のお客様からのパウダーコーティング(粉体塗装)のご依頼でした。

オーリンズのイエローに近いカラーに合わせて欲しいとのご依頼で、近いものを選択し施工させて頂きました。

施工後

パウダーコーティングは、粉末状の塗料であるため、基本的には色調が出来ません。そのため、数ある色の中から選択します。

AWANOコーティングでは、6500色以上のカラーを扱っている塗料メーカーと取引しているため、お客様の要望に近いカラーを探す事が可能です。

 

通常の液体の塗装の場合、直線的な噴霧なので、裏側は非常に塗装しにくく、塗料が付着しない場合がありますが、パウダーコーティング(粉体塗装)は静電気の力を利用し塗料を付着させるため、裏側に回りこんで付着するという特性を持っていますので、裏側まで塗料を付着させることが可能です。

パウダーコーティングは、ウレタン塗装に比べ、非常に柔軟性のある特性を持っているので、スプリングのようにしなる部品の塗装には最適です。