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Kawasaki KSR-Ⅱ KSR80 レストア④ ホイール塗装 パウダーコーティング(粉体塗装)2017年9月8日

Kawasaki KSR-Ⅱは、ハブとホイールが分割できるタイプのホイールです。 今回は、ハブとホイールは別のカラーで施工していたいと思います。 1990年代のバイクなので、塗装はそれなりに劣化しています。 古いバイクでも保管状況で大きく劣化具合が変わってきます。 旧車に乗っている方でもこだわりのある方は、湿度と温度管理のされたガレージに保管されています。 過去に経験したことなのですが、バイクショップのショールームに展示されていた、バイクの燃料タンクの内部にかなり酷い錆びが発生してしまいました。 一見、雨も当たらない室内で、保管状況の良さそうに思えるのですが、実際はそうではないようです。 屋外でも屋内でも、朝と夜で必ず気温の変化があります。 空気は比較的容易に温度の変化しますが、バイクや車の多くを構成している、金属部品は空気に比べ温度変化が穏やかなので、空気よりも遅れて温度変化していきます。 物体の温度変化の違いによって、空気と金属表面で温度差が発生します。 この時起こる現象が結露です。 これがバイクの部品表面、内部空間の金属表面に起こります。 一番解りやすい現象として体験できる事として、冬場にバイクを暖房のきいた温かい部屋に持ち込むとバイクの金属表面が一気に結露します。冷蔵庫で冷えた飲み物を取りだした時に、表面が結露するのと同じ現象です。 ここまで、極端な温度変化は通常の保管状況では、起こらない事でありますが、小さな温度変化でも結露は発生します。 これを毎日毎日繰り返す事で、どんどん錆びが進行していきます。 エンジン内部には、空気の流れが少ないので結露により発生した水がどんどんたまってきます。 バイクの保管状況は、特に湿度の管理が重要であるという事が解ります。   話が、大きくそれましたが、今回、KSR-Ⅱのホイールのパウダーコーティング施工は、ゴールドで施工しました。 施工途中の写真がなくてごめんなさい。 ゴールドでも様々な種類があり、迷いが生じます。粉体塗装は基本的に色調ができません。粉同士を混ぜ合わせることは可能ですが、テレビを拡大時のように。ドットの集まりになり、うまくいかない事が多いです。 主に、仕入れしている塗料メーカーでは、非常にバリエーションの多いカラーをラインナップしているので、好みのカラーが見つかります。 今回は、上塗りにクリアーを施工しませんでしたが、クリア施工することにより、光沢を持たす事も可能です。    

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