AWANOコーティング

☎ 0740-20-7454

TEL:0740-20-7454

パウダーコーティング(粉体塗装)とセラコートの質感2018年9月26日

当店での塗装方法の選択肢として、・パウダーコーティング(粉体塗装)・セラコート(液体焼付)・ウレタン塗装 があります。 エンジンパーツや足回りパーツの場合、塗膜強度を求められるため、パウダーコーティング又はセラコートを選択する場合が多いです。   パウダーコーティングとセラコートの大きな違いは、塗装方法による膜厚の違いが最も質感の差となって現れます。 パウダーコーティングは、別名、粉体塗装といわれており、粉末状の塗料を使用し、専用の塗装ガンで塗料を帯電させ製品に密着させます。その後約200度の熱で硬化させ塗膜を形成します。一回の塗装で200ミクロン~300ミクロンの塗膜を施工することができます。 セラコートは、液体の塗料であり、一般的な溶剤タイプの塗料と同じく、スプレーガンで霧状に噴霧して施工します。膜厚は30ミクロン程度になります。   こちらは、パウダーコーティング施工した場合の質感です。 全体的に丸みを帯び、細かい凹凸は埋まってしまい、平坦な仕上がりです。   こちらは、セラコートで施工した場合の質感です。膜厚が薄いため、素地の鋳物の肌がほとんどそのまま再現出来ます。   塗装方法によりこれだけの差が発生しますので、目的や好みにより塗装方法を使い分けることによって、より理想に近い仕上がりにすることが出来ます。      

キーワード・カテゴリーから探す

最新記事

カテゴリー別