BMW-R nineT アウターチューブ セラコート 施工

アルマイト加工されているアウターチューブのセラコート施工です。倒立フォークの場合、正立フォークと違い、組み付け時トップブリッチとアンダーブラケットでクランプされるため、膜厚のあるパウダーコーティング(粉体塗装)で塗装すると組み付け出来なく場合があります。

セラコートは塗装の厚みは30ミクロン程度なのでほぼ問題なく組み付け可能です。また、アウターチューブ表面にある切削跡も残りますのでシャープなイメージを維持できます。

 

YAMAHA-FJR1300 フロントフォークアウター セラコート(タングステン)

フロントフォークアウターをパウダーコーティング(粉体塗装)またはセラコート等の焼付け塗装を施工する場合、減衰力の調整ネジがあり、非分解ものは通常施工出来ません。パウダーコーティングは約200度、セラコートは約150度で焼付けします。調整ネジの内部にはOリング等の樹脂(ゴム)が使用されている場合が多く、そのまま焼付けしてしまうとオイル漏れや調整が出来なくなるなどの不具合が発生します。

今回施工したYAMAHA FJR1300のフォークアウターもアジャスターが用意に分解できない構造でしたがセラコートを施工してます。

実はセラコートは本来150度1時間の焼付けるところを、60度4時間で焼付けすることでも塗膜を硬化させることが可能です。パウダーコーティング(粉体塗装)の場合は必ず約200度で焼付けしないと塗膜が硬化しません。

よってセラコートは樹脂やゴムが装着されているにも施工が可能です。低温で焼付けした場合でも、表面硬度や耐溶剤性は衰えることなく性能を発揮します。

 

 

 

フロントフォーク セラコート(グロスブラック) 施工

フロントフォークの塗装についてですが、焼付け塗装の場合、減衰力調整のアジャスターがあるものは注意が必要です。

パウダーコーティングの場合、約200度での焼き付け。セラコートの場合は約150度での焼き付け温度に到達します。アジャスターの内部にはオイルシールが組み込まれているものが多いですが、このオイルシールには耐熱性がなく溶けてしまい機能しなくなってしまいます。

アジャスターは非分解のものが多くその場合パウダーコーティング(粉体塗装)は不可となります。セラコートの場合は通常150度での焼き付けですが、特殊な方法で60度で長時間焼き付けする方法があり施工可能となります。