SR400 ハブ パウダーコーティング メッキ調塗装

数あるパウダーコーティング(粉体塗料)の種類で、少し珍しい物をご紹介致します。

こちらは、SR400ハブです。一見ポリッシュ仕上げの様に見えますが、実はパウダーコーティング(粉体塗装)なんです。

一見しただけでは塗装とは分からないくらい輝いています。

気になる耐久性に関してですが、残念ながら、あくまで塗装なので、表面をコンパウンド等で磨くと輝きが失われ、ねずみ色になってしまいます。

表面を保護する目的でクリアコートを施工すると、防ぐことが出来ます。

素材は鉄、アルミ、ステンレス問わず施工出来ますので、カスタムの幅が広がります。

パウダーコーティング(粉体塗装)とセラコートの質感

当店での塗装方法の選択肢として、・パウダーコーティング(粉体塗装)・セラコート(液体焼付)・ウレタン塗装 があります。

エンジンパーツや足回りパーツの場合、塗膜強度を求められるため、パウダーコーティング又はセラコートを選択する場合が多いです。

 

パウダーコーティングとセラコートの大きな違いは、塗装方法による膜厚の違いが最も質感の差となって現れます。

パウダーコーティングは、別名、粉体塗装といわれており、粉末状の塗料を使用し、専用の塗装ガンで塗料を帯電させ製品に密着させます。その後約200度の熱で硬化させ塗膜を形成します。一回の塗装で200ミクロン~300ミクロンの塗膜を施工することができます。

セラコートは、液体の塗料であり、一般的な溶剤タイプの塗料と同じく、スプレーガンで霧状に噴霧して施工します。膜厚は30ミクロン程度になります。

 

こちらは、パウダーコーティング施工した場合の質感です。 全体的に丸みを帯び、細かい凹凸は埋まってしまい、平坦な仕上がりです。

 

こちらは、セラコートで施工した場合の質感です。膜厚が薄いため、素地の鋳物の肌がほとんどそのまま再現出来ます。

 

塗装方法によりこれだけの差が発生しますので、目的や好みにより塗装方法を使い分けることによって、より理想に近い仕上がりにすることが出来ます。

 

 

 

ホンダ NSR50 ホイール パウダーコーティング

NSR50のホイール、パウダーコーティング施工依頼です。街中ではほとんど見なくなってしまったNSR50ですが、AWANOコーティングの近くに近畿スポーツランドというミニバイクサーキットでは、毎回見かける車両です。 生産から20年程たった今もこうしてライダーに愛され、修復、メンテナンスにより生き延びております。

こちらのホイールも、アルミ独特の孔食が見られます。孔食は、金属表面に小さな穴状のものが空き、進行するとそれがどんどん深くなっていってしまう腐食です。

孔食した部分は、サンドブラストで除去します。あまりにも酷い場合、孔の中にある空気がパウダーコーティング焼付の際に膨張し、仕上がりが悪くなってしまう事もあり厄介な存在でもあります。

今回のカラーはレプソルカラーのオレンジに近いカラーです。心配していた発泡も抑えられ良い仕上がりになりました。