カワサキKawasaki Z1-R ホイール パウダーコーティング(粉体塗装)施工

カワサキKawasaki Z1-R ホイールパウダーコーティング施工。

過去に再塗装されたようですが、こちらの塗装も痛んできているのでパウダーコーティングでの施工します。

一言でゴールドといっても様々なゴールドがあります。このお客様はAWANOコーティングにご来店頂きサンプルを見比べて頂き、好みのカラーを選んで頂きました。

せっかくパウダーコーティングを施工するなら、納得のカラーを選んで頂きたいのでお近くの方はぜひお立ち寄り下さい。 AWANOコーティングは滋賀県大津市にあります。

 

Kawasaki KSR-Ⅱ KSR80 レストア⑦ サスペンション パウダーコーティング(粉体塗装)

KSR-Ⅱのサスペンション(バネ)にパウダーコーティング(粉体塗装)施工します。

コイルスプリングは、伸び縮みすることにより、ねじれる様に動きます。そのため塗装には強い密着性、柔軟性が求められます。

又、形状から、スプレーガンでは、非常に塗装しにくい形状になっています。(特に裏側)

AWANOコーティングでは、コイルスプリングの塗装には、パウダーコーティング(粉体塗装)をお勧めしております。

ブログを閲覧して頂いてる方はもう何度も読んで頂いているでしょうが、パウダーコーティングは、密着性、柔軟性において非常に優れた塗膜性能を発揮します。

写真は、空き缶にパウダーコーティングを施工した後に、潰した物です。

鋭角に曲がった状態でも、剥がれておりません。ウレタン塗装でここまで鋭角に曲げてしまうと塗膜が剥がれてしまします。この事からも、パウダーコーティングが密着性、柔軟性に優れている事が解ります。

左   パウダーコーティング(粉体塗装)    右    ウレタン塗装(溶剤塗装)

 

純正のパーツの表面処理は、化成処理といって、科学的に塗装の密着性を上げる処理をしていますが、これはコストや生産性を考慮しての選択であると考えます。サンドブラストは物理的に塗装物の表面に凹凸を作り、塗装の密着性を向上します。

極端なたとえ話ですが、人が壁に貼りつくとすれば、ボルダリングのように凹凸のある壁には貼り付けますが、つるつるとした平坦な壁には貼り付けません。(カエルの様に吸盤があれば別ですが・・・)

塗装の密着性もこれと同じだと考えております。当然凹凸部に油が付いていると滑って落ちてしまします。脱脂工程がいかに重要かも解ります。

 

カラーはブラウン系のメタリックを選択しました。

コイルスプリングの様に曲面が多い部品には、メタリック塗装は高級感を引き出してくれます。

KSR-Ⅱはモノサスなので、奥まった箇所にスプリングがありますが、チラッと覗くメタリック塗装のスプリングはお洒落に見えます。

Kawasaki KSR-Ⅱ KSR80 レストア⑤ ハブ塗装 パウダーコーティング(粉体塗装)リンクル

 KSR-Ⅱのホイールは、リムとハブが分割される2ピース構造になっています。

こちらのパーツも他と同様アルミの腐食が発生しております。

車両に装着した場合、手の届かない箇所が多く手入れもしにくい箇所です。なおかつ、チェーンオイルなどの溶剤、路面からのピッチやタール、ブレーキからの鉄粉の付着など、バイクの部品の中でも過酷な条件にさらされています。

前回結露による、錆びの発生についてふれましたが、他にも錆びや腐食を進行させる原因があります。

その原因は、汚れ にあると考えております。

通常の走行では、様々な汚れが車両に付着します。この時、汚れの粒子が水分を含みやすい状態になっていると想定されます。スポンジのような構造を想像すると良いかもしれません。

先日、説明した結露の現象で表面に水分が付着します。表面が綺麗な状態と汚れた状態では、汚れた状態の方が水分が蒸発しにくいです。スポンジに含ました水分がなかなか乾かないのと同じです。

汚れた表面に水分が付着すると、毛細管現象という水の表面張力の影響で起こる現象によって、より広範囲へ水分がまとわりつきます。

その様な状態で、空気中の酸素が触れる事により金属は酸化し錆びを発生します。

やはり、車両の状態は汚れが付着していない綺麗な状態を保つ事が重要であると考えます。走行後はしっかりと汚れを落とし愛車を永く維持しましょう。

 

話が反れましたが、サンドブラスト後マスキング作業にかかります。

AWANOコーティングでは、各当たり面は絶対にブラストを当てません。メーカーの削りだし面をそのまま残します。

他店で施工された、パウダーコーティング(粉体塗装)でも良くあることなのですが、当たり面にブラストが当たっていることが見受けられます。これは、AWANOコーティングでは、あまり好ましくないと考えてています。 理由は以下の事からです。二つあります。

一つ目として サンドブラストにより、ミクロン単位ではありますが、表面が削れメーカーが設計した寸法を狂わせるからです。更に平坦性も狂う可能性があります。

特にディスクの当たり面、キャリパーの当たり面は、ミクロン単位での精密な加工が施されていると考えております。

過去に経験したことですが、お客様からの相談で、ブレーキが周期的に引きずるとの事でした。目視ではディスクやホイールの歪は確認出来なかったので、一度ディスクローターを取り外し、規定トルクにて締めなおしました。

すると、ぴたりと引きずりの減少は出なくなりました。原因はおそらくディスクローターの締め付けが均等なトルクで締め付けられていなかったからでしょう。

少しのトルクの違いで動作に影響を与える事を実感する出来事でした。

 

二つ目としては、ブラストが当たることにより表面積が大きくなり、前述した毛細管現象が起こりやすい状態になり、金属の腐食を促進してしまうからです。

以上の理由から、AWANOコーティングでは、部品の当たり面には、指定がない限りサンドブラストを当てません。

 

 

今回、ハブはリンクルブラック(結晶塗装)を選択しました。つでに腐食の激しかった、ナットも塗装しました。

ナット関係は塗膜の厚いパウダーコーティングを施工すると工具が入らなくなる場合があります。施工を検討の際はご相談下さい。

次回は、トップブリッチのセラコートをご紹介させて頂く予定です。