セラコートとは

元々は銃の表面をコーティングするために開発された塗料です。
その性能はすばらしく、パウダーコーティング(紛体塗装)をも剥がしてしまう剥離剤に付け込んでもほとんど反応せず、剥離するには物理的に研磨するしかありません。

また、膜厚が薄いため、母材のシャープな印象をそのまま残す方法としてもお勧めです。

その中でも、耐熱セラコートは1200度まで塗膜に悪影響なく高温から急速冷却でき、熱衝撃にも耐えることができます(通常の耐熱塗料のほとんどが600度が限界です)。

オートバイは自動車に比べると小排気量、高出力、高回転エンジンです。そのため、マフラーは時に600度を超え赤熱するほどの温度に達することがあります。その温度に耐えれなくなった塗膜は本来の性能を失い、もろくなり剥がれてしまいます。

さらに、塗膜に保護されなくなったエキゾーストパイプは赤熱するほどの温度だと急激に酸化し、瞬く間に錆びが進行します。進行してしまった錆びを物理的に除去した場合、錆びがあった部分は陥没してしまい、ボコボコとした表面になり修正できなくなります。

耐熱セラコートであれば、600度を遥かに超える1200度にも耐える事ができるので、エンジンやマフラーに最適なコーティングと言えます。