フロントフォークアウターをパウダーコーティング(粉体塗装)またはセラコート等の焼付け塗装を施工する場合、減衰力の調整ネジがあり、非分解ものは通常施工出来ません。パウダーコーティングは約200度、セラコートは約150度で焼付けします。調整ネジの内部にはOリング等の樹脂(ゴム)が使用されている場合が多く、そのまま焼付けしてしまうとオイル漏れや調整が出来なくなるなどの不具合が発生します。
今回施工したYAMAHA FJR1300のフォークアウターもアジャスターが用意に分解できない構造でしたがセラコートを施工してます。
実はセラコートは本来150度1時間の焼付けるところを、60度4時間で焼付けすることでも塗膜を硬化させることが可能です。パウダーコーティング(粉体塗装)の場合は必ず約200度で焼付けしないと塗膜が硬化しません。
よってセラコートは樹脂やゴムが装着されているにも施工が可能です。低温で焼付けした場合でも、表面硬度や耐溶剤性は衰えることなく性能を発揮します。
YAMAHA-FJR1300 フロントフォークアウター セラコート(タングステン)2019年10月1日
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