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メルセデス・ベンツ・Gクラス「ゲレンデヴァーゲン」のホイールのパウダーコーティングのご依頼です。
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お預かりさせて頂いた時に持ったとき、その重さに驚きました。
国産のホイールよりもかなり鉄板が分厚く、非常に強度に優れていることが伝わってきました。
さすがもともと軍用車両で使用されていただけありそうです。
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今回は、ラグボルトも一緒に塗装して欲しいとのご依頼でした。
ラグボルトには、膜圧のの薄いセラコートを施工します。
ボルトにパウダーコーティングを施工すると、厚い膜厚で、ボルトの頭の寸法が狂い工具が入らなくなる可能性があります。
セラコートであればねじ山にも施工可能です。
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塗装剥離後に、サンドブラスト施工。 右がサンドブラスト後
可能な限り錆びを取り除き、塗装下地を造ります。
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カラーは、半艶のブラックを選択されました。 落ち着いた感じの良い艶度合いです。
AWANOコーティングでは、大きく分けて3つの艶を使用しております。
最大限艶を出した 全艶ブラック
完全に艶を消した 艶消しブラック
その間くらいの艶の 半艶ブラック
艶消しブラックは、黒さを重視したものを選定しております。(艶消しすぎると少し白く見える)
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ホイールのように傷がつき易い環境で使用パーツの場合は、全艶黒の黒を選択すると、どうしても傷が目立ってしまいます。 傷が目立ちにくい半艶、もしくは全艶消しがオススメです。
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ラグボルトに施工したセラコートは、パウダーコーティングの半艶に近い艶感のものを選定しました。
工具をかけても、セラコートの塗膜は割れることなく問題なく締め付けできます。
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こちらは、お客様から頂いた写真です。 ベンツのマークのセンターキャップが半艶のブラックとよくあっています。
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施工者として、施工した製品が、使用されるのを拝見出来ることは、何よりも嬉しいことです。
より一層、良い仕上がりになるよう力が入ります。