スポークホイールへのパウダーコーティング施工です。スポークホイールはスポークの張力を調整するためのニップルがあるため、本来はすべて分解した上で塗装することが望ましいですが、組み付けた状態で塗装することも可能です。但しニップルとスポークが塗料により固着するため調整不可になってしまいます。
溶剤塗装の場合、スポークホイールをムラ無く塗装することは複雑な形状があるゆえに非常に困難ですが、パウダーコーティングは静電気の力で塗料を密着させるためスポークの裏側にも塗料を付着させることが可能であり塗り残しやムラは溶剤塗装よりも発生しにくくなります。
また、走行中常にしなり続けているスポークにも優れた密着力を発揮するため、パウダーコーティングはスポークホイールに適した塗装方法であるといえます。
スポークやリムが錆びてしまった方はパウダーコーティングでの塗装でリフレッシュはいかがでしょうか。