Kwasaki Z900RS の純正マフラーはステンレスで作製されており、エンジン排気の熱がかかることにより茶色っぽく変色してきます。スチールのメッキとはまた違う変化で味があります。
今回、施工のご依頼を頂いたオーナー様は、純正マフラーのサウンドを気に入っておられるのですが、社外マフラーに変更せずにオリジナリティを出したいということでした。
オーナー様の要望で、エキパイ部分はセラコート(耐熱塗装)、サイレンサー部分とヒートガードはパウダーコーティング(粉体塗装)で塗装しました。
サイレンサー、ヒートガードのパウダーコーティングはテクスチャーという表面にザラザラとした模様がでる種類の塗料を使用し、エキパイ部分とは同じ黒でも質感を変えコントラストの差をだします。
パウダーコーティング(粉体塗装)の耐熱温度は150度~180度程度とまでとなり、サイレンサーやヒートガードなどマフラー先端の部分であれば耐えられることが多いです。(車種、構造による)
マフラー塗装と共にタンデムステップへの塗装もご依頼頂きました。こちらは塗装した後にギザギザの表面を削り出す加工を施しています。
Kawasaki-Z900RS-純正マフラー-セラコート/パウダーコーティング施工2019年9月30日
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