スポークホイールハブの表面仕上げとしてウェットブラスト施工の相談を受けることがあるが、当店ではこれを推奨していない。
ウェットブラスト施工後はアルミ素地が露出するため表面が腐食しやすい状態となる。特にスポークホイールは形状が複雑で、手が届きにくく洗浄などのメンテナンスが困難であるため腐食が進みやすい。

このような手入れが困難なパーツには、塗装による仕上げを推奨している。ウェットブラストに比べ光沢感は少なくなるが、長期的には塗装による仕上げの方が腐食に強く、美しい状態を維持しやすい。塗装による保護層はパーツを汚染要因から守り、耐久性と見た目の両方を向上させることが可能だ。

BEFORE - AFTER

• BEFORE

  

• AFTER