スプロケットハブ ウェットブラスト施工(光沢仕上げ) (ID: 8296)
スプロケットハブは、チェーンオイルやグリスの飛散によってホコリや砂を吸着しやすく、汚れが蓄積しやすい。さらに、路面からの泥や水しぶき、ブレーキダストも直接付着するため、腐食や変色が進行しやすいパーツのひとつでもある。
今回の施工では、スプロケットハブのクリーニングにウェットブラスト処理を実施。さらに、通常よりも細かい特殊メディアを用いた「光沢仕上げウェットブラスト」を採用した。
ウェットブラストはサンドブラストに比べて研磨力が穏やかで、金属を「削る」というよりも「磨く」に近い処理方法である。加工後の表面は非常に滑らかで、微細な光沢を帯びるのが特徴。毛細管現象が起きにくく、サンドブラストに比べて腐食を抑えた清浄な表面状態を得ることができる。
光沢仕上げウェットブラストでは、通常のウェットブラストに比べ粒度の細かい特別ブレンドのガラスビーズを使用し、大量の水流と空気圧で長時間処理を行う。一般的なウェットブラスト装置では実現できないレベルの表面密度と艶を生み出し、他に類を見ない上質な質感を実現する。この仕上げにより、表面の滑らかさと硬度が飛躍的に向上し、アルミ腐食を大幅に抑制。微細な隙間や接合部に水分・汚染物質が吸い込まれることを防ぎ、長期間にわたる防錆性能の維持が可能となる。
ただし、仕上がりは下地の状態に大きく左右される。深い腐食やピットがある場合、完全な平滑面に仕上げることは難しい。
また、沿岸部や寒冷地など腐食が進行しやすい環境での使用が想定される場合には、セラコートクリアの施工が効果的だ。セラコートクリアは高い耐久性・耐薬品性・耐腐食性を備え、金属表面を長期的に保護しながら、美しい外観を維持することが可能だ。
BEFORE - AFTER
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