カワサキ|Kawasaki Z1 ジェネレーターカバー(オルタネーターカバー)バフ研磨(鏡面仕上げ)・セラコートクリア施工 (ID: 9673)
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Kawasaki Z1は、「900 SUPER4」の名で登場したカワサキ初の900cc空冷DOHC4気筒モデルであり、現在でも世界中の旧車ファンから高い人気を誇る名車である。今回施工したのは、エンジン左側に装着されるジェネレーターカバー(オルタネーターカバー)である。
ジェネレーターカバーはアルミダイカスト製のため、長年の使用による酸化や白サビ、飛び石や転倒による傷が目立ちやすい部品である。一方で、エンジン外観の印象を大きく左右するパーツでもあり、美しく仕上げることで車両全体の質感を大きく向上させることができる。
今回の施工では、まず光沢ウェットブラストを施し、物理的にバフが届きにくい凹部や複雑な形状部分まで均一な光沢を与えながら、酸化皮膜や汚れを除去した。ウェットブラストでは、ガラスビーズなどのメディアが表面を微細に叩くことで、表面組織が均一かつ緻密に整えられ、研磨ムラの少ない良質な下地を形成する。そのため、鋳肌の粗さが均一になり、バフ研磨後の光沢にも優れた効果を発揮する。
その後、職人による複数工程のバフ研磨を行い、アルミ本来の輝きを最大限に引き出した鏡面仕上げとしている。メーカー出荷時のアルミダイカスト製カバーは、生産性を重視して製造されるため、鋳肌や細かな加工痕が残っていることが少なくない。そこで、形状に合わせてさまざまな研磨工具を使い分け、一つひとつ丁寧に手作業で磨き上げることで、純正仕上げを超える深みのある光沢と、高級感あふれる質感を実現した。
アルミポリッシュならではの輝きは、クロームメッキとは異なる温かみのある金属感が特徴である。鏡面に映り込む美しい反射と、職人の手作業による繊細な研磨跡が、旧車ならではの存在感を一層際立たせる。一方で、研磨されたアルミは保護皮膜が除去されているため、空気中の酸素や水分と反応しやすく、時間の経過とともにくすみや白サビが発生しやすいという特性を持つ。
そこで仕上げにはセラコートクリアを施工。高い透明度と極めて薄い塗膜を形成するセラコートクリアは、鏡面仕上げの質感や輝きを損なうことなく、アルミ表面を酸化や腐食から保護する。また、優れた耐薬品性・耐汚染性を備えているため、オイル汚れや指紋も付着しにくく、日常のメンテナンス性も向上する。美しい光沢を長期間維持できることから、旧車のポリッシュパーツには最適な保護コーティングといえる。
旧車ならではのアルミ素材が持つ美しさを最大限に引き出しながら、高い耐久性と保護性能を付与した施工事例となった。鏡面へと磨き上げられたジェネレーターカバーは、Z1が持つ普遍的な魅力をさらに際立たせ、機能美と芸術性を兼ね備えた存在感ある仕上がりとなった。

BEFORE - AFTER
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