ニッサン|NISSAN スカイラインGT-R サージタンク メッキ調パウダーコート施工(粉体塗装)
スーパークロームニッサンスカイラインパウダー(粉体塗装)サージタンク
サージタンクはエンジンの吸気側に位置し、特にターボや高性能エンジンにおいて、その形状が絶大な役割を果たすパーツだ。純正タンクとは異なり、社外製のタンクには容量と流れを最適化するための独自設計が施され、各気筒に均等でスムーズな吸気を届けるための工夫が凝らされている。
今回のサージタンクにはクロームメッキが施されていたが、腐食によって一部が剥がれ、アルミの素地が露出していた。アルミは空気に触れると酸化被膜がすぐに形成され、メッキとの密着が不安定になるため、剥がれやすいという特性がある。さらに、アルミとクロームメッキの膨張率の違いが熱変化のたびに応力を生み、剥離の原因となっている。
クロームメッキは非常に硬度が高く、通常のサンドブラストで完全に剥離するのは困難だ。今回のサージタンクは、アルミ本体とスチールパーツが一体構造で組み込まれており、非分解の状態にある。そのため、アルミとスチールを同時に薬品で剥離するのは難しく、専門業者からもメッキ剥離が困難であると判断された。
そこで今回はメッキ剥離を断念し、代わりにメッキ調のパウダーコートで光沢を再現する手法を選んだ。腐食で浮き上がっていたメッキをサンドブラストで除去し、残ったメッキとアルミ素地の境界を丁寧に研磨でなだらかに整えた。その上にメッキ調のパウダーコートとクリアコートを施工。クロームメッキには及ばないが、落ち着きと深みのある光沢が車両に新たな存在感を与えた。
今回のサージタンクにはクロームメッキが施されていたが、腐食によって一部が剥がれ、アルミの素地が露出していた。アルミは空気に触れると酸化被膜がすぐに形成され、メッキとの密着が不安定になるため、剥がれやすいという特性がある。さらに、アルミとクロームメッキの膨張率の違いが熱変化のたびに応力を生み、剥離の原因となっている。
クロームメッキは非常に硬度が高く、通常のサンドブラストで完全に剥離するのは困難だ。今回のサージタンクは、アルミ本体とスチールパーツが一体構造で組み込まれており、非分解の状態にある。そのため、アルミとスチールを同時に薬品で剥離するのは難しく、専門業者からもメッキ剥離が困難であると判断された。
そこで今回はメッキ剥離を断念し、代わりにメッキ調のパウダーコートで光沢を再現する手法を選んだ。腐食で浮き上がっていたメッキをサンドブラストで除去し、残ったメッキとアルミ素地の境界を丁寧に研磨でなだらかに整えた。その上にメッキ調のパウダーコートとクリアコートを施工。クロームメッキには及ばないが、落ち着きと深みのある光沢が車両に新たな存在感を与えた。
BEFORE - AFTER
関連事例
-
ハーレーダビットソン ホイール パウダーコート施工(粉体塗装)
表面の鋳肌の凹凸が激しいパーツはパウダーコートの分厚い塗装を
ハーレーダビットソンパウダー(粉体塗装)ホイール
-
ホンダ ハンターカブ110 ヒートガード 耐熱パウダーコート施工(粉体塗装)
通常の粉体塗装の耐熱温度は大方200度程度です。今回施工した
ホンダハンターカブパウダー(粉体塗装)耐熱ヒートカード
-
サイドスタンド-パウダーコーティング(粉体塗装)施工
全艶ブラックパウダー(粉体塗装)サイドスタンド
-
テールランプケース パウダーコート施工(粉体塗装)
アルミ鋳物パーツには、鋳造過程で生じる空洞や気泡、いわゆる「
全艶ブラックパウダー(粉体塗装)パーツ
-
ハーレーダビッドソン|Harley-Davidson Drift 鍛造ホイール アレンネス パウダーコート施工(粉体塗装)
今回の施工では、他のカラーバリエーションにあるブラック削り出
ハーレーダビットソンイリュージョンパウダー(粉体塗装)ホイール
-
ホンダ スーパーカブ110 チェーンケース パウダーコート(粉体塗装)施工
装着する車両のレッグシールド、サイドカバーのカラーのトーンに
ホワイトホンダカブパウダー(粉体塗装)チェーンケース
-
ゼファー1100 リアサスペンション パウダーコート施工(粉体塗装)
サスペンションのオーバーホールや分解作業を行う際、塗装の再施
全艶ブラックカワサキゼファー1100ショックパウダー(粉体塗装)
-
スズキ ジムニー JA71 バンパー パウダーコート(粉体塗装)施工 テクスチャー
パウダーコートは焼付け時、表面に模様が出来るタイプの塗料があ
スズキテクスチャーブラックジムニーパウダー(粉体塗装)バンパー
-
ケイヒン|KEIHIN CRキャブレター トップカバー リンクル塗装施工(縮み塗装)
KEIHIN CRキャブレターは、ケーヒン株式会社が誇る高性
リンクルKEIHINパウダー(粉体塗装)キャブレター
-
マフラーエンド パウダーコート(粉体塗装)施工
マフラーパーツの中でもエンド部分のパーツやサイレンサー部分は
艶消ブラックパウダー(粉体塗装)マフラーエンド