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施工事例

ヤマハ|YAMAHA RZ250 ハンドルバー パウダーコート施工(粉体塗装)

半艶ブラックヤマハRZ250パウダー(粉体塗装)ハンドル

ハンドルやメーター周りはライダーの視界に常に入る場所であり、外観の美しさを特に重視したいポイントのひとつだ。中でもハンドルはキーシリンダー付近に位置し、頻繁に手が触れるため傷がつきやすく、仕上がりのクオリティが一層際立つ部分である。

今回の施工ではオーナーの指示により行っていないが、本来スロットルコーン部は摺動部であるため、塗装が動作に影響しないようマスキングが必要となる場合がある。この部分の寸法は車種ごとに異なるため、施工前にはエンド部からの具体的な寸法指定が望ましい。パウダーコートは塗膜が最大で100μmに達し、パイプ全体では直径で200μm(0.2mm)程度増すこともある。精度が要求される部分では、そのわずかな差が組み付けや作動に支障をきたす可能性があるため、慎重な対応が欠かせない。

ハンドルのようなパイプ形状は、溶剤塗装(スプレー塗装)では艶ムラや膜厚ムラが生じやすい。さらに曲げ部や裏側は死角となりやすく、塗り残しなく均一に仕上げるには高度な技術を要する。その点、パウダーコートは静電気の力で粉体を均一に吸着させるため、パイプ状でもムラが出にくく、厚く強靭な塗膜を形成できるのが大きな利点である。

さらに、パウダーコートは豊富なカラーバリエーションを備えており、オリジナルカラーで仕上げることが可能だ。テクスチャーやリンクルなど特殊な質感を選択すれば、より個性的な表情を演出できる。美観と機能性を兼ね備えつつ、カスタムの幅を広げられるのがパウダーコート最大の魅力といえる。

BEFORE - AFTER

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