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施工事例

ハーレーダビットソン|Harley-Davidson マフラー ヒートガード 耐熱パウダーコート施工(粉体塗装)   

ハーレーダビットソン全艶ブラックパウダー(粉体塗装)排気(マフラー)回りヒートガード


一般的なポリエステルベースのパウダーコートは、120〜140度あたりから樹脂が軟化し始め、150度を超えると色調や光沢に変化が出やすくなり、樹脂そのものにも負荷がかかる。ヒートガードのように温度上昇を避けられない部品では、この特性が弱点となり、長期的な耐久性を安定して確保することは難しくなる。

マフラーに取り付けられるヒートガードは、排気管の高温からライダーを守るための部品であり、エキパイほどの温度には達しないものの、実際には相応の熱にさらされやすい。エキパイから約10〜20mm浮かせて装着され、空気層によって温度がいくらか抑えられる構造になっているが、走行状況によっては表面が120〜180度、条件によっては200度近くに達することもある。この温度域では、特に排気管に近い部分ほど膜の剥離や艶引け、変色、熱膨張差によるクラックが起こりやすく、使用環境や車種、装着位置によって結果が変わってくる。施工する際は、こうしたリスクを理解した上で選択することが望ましい。

耐熱性を重視する場合は、シリコンベースの耐熱パウダーコートや、マフラー本体に使われる耐熱塗料のほうが適している。ただし、耐熱性能を優先することで、色の表現や艶感などの選択肢が狭まる点は避けられない。用途や求める仕上がりに合わせて、最適な塗装方法を検討することが大切だ。

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