センターキャップ (樹脂)セラコート施工(焼付塗装)
クロームメッキや蒸着メッキで光沢があるパーツは、塗装の密着性が非常に低い。メッキの状態が良い場合は、サンドブラストによって下地の調整が可能であるが、部分的に剥がれが生じている場合でも他の箇所のに剥がれがなくブラストでも除去出来ない場合は、メッキを取り除くために専門業者に依頼する必要があり、それには多くのコストがかかる。そのような場合、状態の良いパーツを購入する方がコストを抑えることが出来ることがあるため、メッキパーツをご依頼頂く際は注意が必要だ。
今回施工したパーツは、樹脂に蒸着メッキが施されていたが、腐食が激しく一部が剥がれている箇所があった。全体的に浮きが顕著であったため、ウェットブラストを使用して蒸着メッキを剥離することができた。
通常、セラコートのHシリーズは高温で焼付させることが必要だ(約150度で1時間程度)が、今回の施工の様に高温での焼付が出来ないパーツの場合、低温(約60度)で長時間(約4時間)焼付することでも硬化させることも可能である。一般的なウレタン塗装などの塗料は、金属製品に比べて樹脂への密着力が弱い傾向があるが、セラコートは樹脂への密着性にも非常に優れた性能を発揮する。

今回施工したパーツは、樹脂に蒸着メッキが施されていたが、腐食が激しく一部が剥がれている箇所があった。全体的に浮きが顕著であったため、ウェットブラストを使用して蒸着メッキを剥離することができた。
通常、セラコートのHシリーズは高温で焼付させることが必要だ(約150度で1時間程度)が、今回の施工の様に高温での焼付が出来ないパーツの場合、低温(約60度)で長時間(約4時間)焼付することでも硬化させることも可能である。一般的なウレタン塗装などの塗料は、金属製品に比べて樹脂への密着力が弱い傾向があるが、セラコートは樹脂への密着性にも非常に優れた性能を発揮する。

BEFORE - AFTER
関連事例
ヤマハ BOLT マフラーヒートガード セラコート施工 (耐熱塗装)
ヒートガードは、乗車時にライダーがマフラーの熱から火傷を防ぐ
ヤマハグレーシャブラックBOLTセラコート耐熱ヒートガードヒートカード
カワサキ | KAWASAKI W1 シリンダー セラコート施工(焼付塗装)
カワサキW1は1966年に発売された当時国内最大級のビックバ
グロスブラックKAWASAKIW1セラコートエンジンシリンダー
ホンダ|HONDA CBX400F キャリパー セラコート施工(焼付塗装)
CBX400Fのキャリパーへのセラコート施工。CBX400F
ホンダCBX400Fタングステンセラコートキャリパー
KAWASAKI W800 ホットランマフラー セラコート施工(耐熱塗装)
錆による腐食があったため、旧塗膜と錆をサンドブラストにて除去
カワサキグレーシャブラックW800セラコート耐熱マフラー
ホンダ CBX400F スイングアーム セラコート施工(焼付塗装)
セラコート施工後、文字部及びライン部分を研磨しヘアライン仕上
グロスブラックホンダCBX400セラコートスイングアーム
フロントブレーキマスター セラコート施工(焼付塗装)
グロスブラックセラコートブレーキマスター
アルミ削り出しステップ セラコート施工(焼付塗装)
ビレッドパーツの様にエッジがシャープなものに対しての塗装は膜
グラファイトブラックセラコートステップ
カワサキ|KAWASAKI Z900RS ACTIVE:アクティブ 口の字断面スイングアーム セラコート施工(焼付塗装)
ACTIVEの「口の字断面スイングアーム」は、高剛性と軽量化
グロスブラックカワサキZ900RSセラコートスイングアーム
フロントフォーク ウェットブラスト/ヘアライン研磨/セラコートクリア施工
フロントフォークの外観再生施工は、当工場で特に人気の高いサー
クリアーセラコートフロントフォーク
ホンダ|HONDA NSR250R サイレンサー ヘアライン研磨/セラコートクリア施工
アルミは非常に軽い金属であり、バイク全体の重量を軽減するため
ホンダNSR250Rクリアセラコート研磨バフ研磨チャンバーサイレンサー