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施工事例

ホンダ|HONDA CB750F キャリパー セラコート施工(焼付塗装)

グロスブラックセラコートキャリパー

キャリパーの塗装は、ブレーキにより繰り返されるヒートサイクル、ブレーキダストの鉄粉、メンテナンス時のブレーキフルードやクリーナーなどの溶剤の付着により劣化や剥がれが進行しする。

特に、ブレーキダストに含まれる鉄粉は劣化を激しく促進する。この鉄粉が塗装面に付着し、水分や酸素と反応して錆を形成すると、塗装の下で進行し、最終的に塗装を持ち上げ剥がれを引き起こしてしまう。

セラコートはこれらの劣化要因に対して優れた耐性を発揮し、長期にわたりパーツを保護することが可能だ。
パウダーコートやウレタン塗装と比較して、表面硬度が高いため、鉄粉が塗装面に刺さりにくく、表面に汚れや鉄粉が付着しても清掃が容易である。

しかし、完全に劣化しないわけではなく、美しい状態を維持するためには適切なメンテナンスが必要だ。
鉄粉と錆の影響を最小限に抑えるためには、定期的な洗浄と専用の鉄粉除去剤を使用したクリーニングが推奨される。鉄粉が付着した状態を長時間放置すると、上記のようなダメージが進行す可能性があるため、早期の対応が大切だ。






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