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施工事例

城北レーシング|城北ムラカミチャンバー ミニトレ GT50/GT80 耐熱塗装施工

ミニトレ城北レーシング半艶ブラックヤマハ耐熱排気(マフラー)回りマフラーチャンバーサイレンサー

城北レーシングがかつて手がけていた城北ムラカミチャンバーは、2ストロークエンジン特有の排気脈動を深く理解した、職人系エキゾーストとして広く知られている。膨張室容積やテーパー角、排気反射のタイミングを精密に設計することで、低中速域の実用トルクを確保しながら、回転の伸びを自然に引き出している点が最大の特長である。RZ250/RZ350用をはじめ、GT380用、NSR50用、KH系用など、さまざまな旧車向けモデルが中古市場で流通しており、いずれも当時物パーツとしての価値が高い。現在でもオーナー間で安定した需要を保っていることから、その完成度の高さと信頼性がうかがえる。

社外チャンバーが一見すると「つぎはぎ」のような外観を持つのは、意匠上の理由によるものではない。排気ガスの膨張と負圧反射を最適化するためには、複雑な断面変化と曲率を正確に作り込む必要があり、大きな一体成形によって滑らかな膨張室を量産することは、技術的にもコスト的にも現実的ではなかった。その結果、薄い鋼板を切り出して円錐状に成形し、複数のパーツを連結するコーン溶接方式が、性能と合理性を両立する最適解として採用されてきたのである。

この製法により、チャンバー表面には多数の継ぎ目が連なり、溶接ビードや焼け色が隠されることなく表に現れる。溶接時に生じる青や茶のグラデーションは、量産品にはない独特の表情を生み出し、職人の手仕事そのものが外観として可視化される。こうした無骨で生々しい雰囲気を魅力と感じるユーザーも多く、あえて無塗装やクリア仕上げのまま使用されるケースも少なくない。

一方で、無塗装のスチール製チャンバーは非常に錆びやすいという弱点を抱えている。耐熱クリア塗装は素材感や焼け色を楽しめる反面、艶消し耐熱ブラックなどと比較すると耐久性は高いとは言えず、使用環境によっては早期に劣化や剥離が生じることもある。素材の表情を楽しむ選択と、長期的な保護性能を重視する選択の間には、明確なトレードオフが存在する。

また、純正らしい落ち着いた外観や車両全体との一体感を重視する場合、社外チャンバー特有のつぎはぎ構造が、どうしても主張しすぎると感じられることがある。そのような場合には、耐熱ブラックなどの耐熱塗装を施すことで、防錆性と耐久性を確保しつつ、全体を引き締めた印象にまとめることが可能となる。
チャンバー本体に取り付けられるサイレンサー部にはヘアライン加工を施し、過度な主張を抑えながらも、落ち着いた高級感を備えた外観に仕上げた。

BEFORE - AFTER

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