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施工事例

スバル|SUBARU サンバー エキマニ セラコート施工(耐熱塗装)

グレーシャブラックスバルサンバーエキマニセラコート耐熱排気(マフラー)回りマフラー

スバル・サンバーは、初代モデルから一貫してリアエンジン・リアドライブ(RR)レイアウトを採用してきた、非常に独自性の高い軽トラック/軽バンである。エンジンを車体後方に配置し、駆動輪である後輪に常に荷重がかかる構造により、軽トラックでありながら走行安定性が高く、特にぬかるんだ農道や坂道で優れたトラクション性能を発揮する。この特性から、サンバーは長年にわたり「農道のポルシェ」と称されてきた。

サンバーの構造的な特徴として、エンジンが車体後方かつ床下に配置されている点が挙げられる。この配置は走行風が当たりにくく、排気系、とくにエキゾーストマニホールドにとっては熱の逃げ場が少ない環境となる。その結果、放熱条件は不利となり、エキマニ温度は非常に高温になりやすい傾向にあり塗装には高い耐熱性能が求められる。
サンバーのエキゾーストマニホールドは鋳鉄製で、塗装やメッキは施されておらず、製造時の黒皮(ミルスケール)が残った状態が基本である。使用を重ねるにつれて黒皮は焼け、やがて表面に錆が発生するが、これは高温環境下で使用される鋳鉄部品としては自然な経年変化であり、機能面で大きな問題となるケースは少ない。ただし、外観面では劣化が目立ちやすい。

発生している錆については、サンドブラストによる除去処理を行う。ただし、サンドブラストで完全に除去できるのは表面に露出した錆までであり、母材内部に進行した深部の錆(内部腐食)までは除去できない。この残存した錆は、条件が揃うことで再び進行する可能性を持つ。
そこで本施工では、サンドブラスト後に残った錆を下地として安定化させる耐熱性を備えた錆止め処理を施し、その上からセラコートによる耐熱コーティングを行う。この工程により、セラコート単体施工と比較して錆の再発生をより遅らせることが可能となり、あわせて外観品質の向上も実現可能だ。


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