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施工事例

ヤマハ|YAMAHA TZR250 ホイール パウダーコート施工(粉体塗装)

ヤマハTZR2506625 GOLDTASTICパウダー(粉体塗装)足回りホイール

ヤマハ TZR250 は、1985年に登場した初代 TZR250 シリーズの後期型にあたる 1987年モデルであり、ヤマハが本格的にレーサーレプリカ戦争へ参入したことを象徴する2ストロークスポーツモデルである。排気デバイス(YPVS系)を搭載し、低回転から高回転まで幅広いトルクを引き出すことで、扱いやすさと鋭さを高次元で両立している。80年代レーサーレプリカを代表する存在であり、現在では現存数の減少により希少価値が高まっている人気車種だ。

ホイールは、細身でシャープな3本スポークデザインが特徴で、当時のヤマハ車に広く採用されていた アサヒテック(旭テック)製キャストホイールを装備する。細いスポークと鋭い造形は、80年代ヤマハのデザインアイデンティティを形づくる重要な要素であり、軽量性だけでなく、車体全体の軽快さやレーサーレプリカ特有の緊張感を視覚的にも強調している。

今回の施工では、粉体塗装(パウダーコート)による再仕上げを実施した。カラーには、強いメタリック感と深みのあるゴールドトーンを併せ持つ「GOLDTASTIC」を採用している。細身の3本スポークにゴールドメタリックを与えることで、エッジが光を受けて立体的に際立ち、ホイールの軽快さと構造美がより明確に表現される。メタリックカラーは塗膜内の粒子が光を反射・拡散するため、正面では明るく、角度を変えると深みのある色調へと変化し、ソリッドカラーでは得られない存在感を生み出す。

このホイールはハブ内部が大きく中空構造となっているため、塗装前の内部洗浄は必須工程となる。この構造ではブラストメディアが内部奥へ入り込みやすく、残留が起こりやすい。残ったメディアは焼き付け工程で落下・移動し、塗膜欠陥の原因となるため、施工前には入念な洗浄と最終確認が欠かせない。

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