倒立フォーク アウター セラコート施工(焼付塗装)施工
アルマイト処理はアルミニウムの表面に化学反応を用いて保護膜を形成するもので、この保護膜は非常に滑らかで硬いため、そのままでは塗料の密着性が低くなる。そのため、塗装を施す前にはサンドブラストなどの表面処理を施し、塗料が密着しやすい状態を作る必要がある。
倒立フォークのアウターを塗装する場合、膜厚が厚いパウダーコートは、クランプ部の寸法が変わるという問題や、クランプ時に塗膜が欠け、ゆるむといったリスクがあるため、基本的には適していない。
一方、セラコートは薄く施工できるため、寸法の変化はほぼ発生しない。また、クランプ時の塗装の剥がれ方は、ペリペリと剥がれるタイプではなく、アルマイトと同じように摩耗して薄くなる傾向があるためクランプが確実に行える。
BEFORE - AFTER
関連事例
-
TRICK STER トリックスター サイレンサー セラコート施工(耐熱塗装)
マフラーのロゴプレートやエンブレムはマスキングすることにより
グレーシャブラックセラコート耐熱マフラー
-
スズキ|SUZUKI GSX1100X カタナ ジェネレーターカバー セラコートクリア施工
美しいバフ掛けが施されたクランクケースカバーは、見た目は非常
スズキカタナクリアセラコートクランクケースカバー
-
ステップ ウェットブラスト セラコート施工
ゴムの汚れや劣化部分の除去には、ウェットブラストが効果的なク
サテンアルミニウムセラコートウェットブラストステップ
-
ステップ セラコート施工(焼付塗装)
ステップなどの小物パーツのカラー変更は、オーナーのこだわりが
セラコートステップ
-
ブレンボ ラジアルマウントキャリパー セラコート施工(焼付塗装)
キャリパーの塗装にはブレーキクリーナーやブレーキフルードで剥
タングステンセラコートキャリパー
-
オーヴァーレーシング|Over Racing GROM スイングアーム セラコートクリア施工
社外品スイングアームの多くが採用しているポリッシュ仕上げは、
クリアセラコートスイングアーム
-
オイルクーラー セラコート施工(焼付塗装)
セラコートには、冷却を促進する機能を持つものが存在する。通常
セラコートオイルクーラー
-
Z900RS ステップ セラコート施工(焼付塗装)
純正のシルバー部分を、既存のガンメタカラーに合わせてセラコー
カワサキZ900RSセラコートステップ
-
リアキャリパーサポート セラコート施工 (焼付塗装)
アルミニウムは表面に酸化アルミニウムの薄い膜を自己生成する。
グラファイトブラックセラコートキャリパーキャリパーサポート
-
スプロケットカバー(樹脂)セラコート施工
セラコートは通常 150度で焼付することにより硬化するが、6
グロスブラックセラコートスプロケットカバー