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施工事例

ミクニ|MIKUNI HSR48キャブレター セラコート施工(焼付塗装)

グラファイトブラックミクニHSR42セラコートキャブレター

HSR48は、ハーレーダビッドソンをはじめとする大排気量Vツインエンジン向けに開発された強制開閉式(フラットスライド)キャブレターである。アクセル操作に対するエンジンの応答性が高く、トルクやパワーの向上に効果を発揮する。従来のCVキャブ(負圧式)と比較してスロットルレスポンスが極めてダイレクトで、ライダーの操作に即座に反応するのが特徴だ。ショベルヘッド、エボリューション、ツインカムなど、各種エンジンに装着可能である。

Vツインエンジンでは、キャブレターが両バンク中央に横方向へ張り出すように取り付けられるため、外観上の存在感が非常に大きい。キャブレターのカラーリングを変更することで、エンジン全体の印象を大きく変えることができる。
今回の施工では、Cerakote(セラコート) Graphite Blackを採用した。セラコートは、米国で軍用・航空機用として開発された超薄膜セラミックコーティングで、耐薬品性・耐熱性・耐摩耗性に優れる。ガソリン、キャブクリーナー、ブレーキフルードなどにも高い耐性を持ち、メンテナンス時にも塗膜を傷めにくい。粉体塗装よりも極薄膜で仕上がるため、ネジ部や合わせ面への影響が少なく、機械精度を保ったまま塗装が可能である。

マットな質感と金属的な深みが融合したGraphite Black仕上げは、光を鈍く反射しながらも確かな存在感を放つ。エンジン全体の造形と一体化し、無骨さの中に洗練を感じさせる仕上がりとなった。カラーバリエーションの豊富なセラコートを用いることで、機能性と個性を両立したオリジナルキャブレターを表現できる。

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