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施工事例

カワサキ|KAWASAKI 750SS NHK ステアリングダンパー セラコート施工(焼付塗装)

ステアリングダンパーグロスブラックカワサキ750SSセラコートハンドル回り

KAWASAKI 750SS(H2)は、2ストトリプル特有の鋭い加速とフロント荷重の軽い車体特性を持ち、高速域ではハンドルが振れやすい傾向がある。その特性を抑えるため、当時のモデルには純正でステアリングダンパーが装備されている。純正ダンパーは構造がシンプルで扱いやすい反面、経年によるシールの劣化や内部オイル漏れが発生しやすく、現存個体では社外品に交換されている例が多い。

置き換え用として定番となっているのが NHK のステアリングダンパーだ。NHK ダンパーは純正に比べ高い減衰力と安定した作動特性を持ちつつ、外観は過度な装飾を排した細身でシンプルな造形で、旧車の雰囲気を損なわず性能だけを向上できる点から高い支持を得ている。

ステアリングダンパーの塗装や再仕上げを行う際は、内部構造を理解したうえで作業を進める必要がある。内部には樹脂シールが使用されているため、高温での焼き付け乾燥は厳禁だ。高温に晒されるとシールの変形や硬化を招き、オイル漏れや作動不良の原因になる。そのため塗膜硬化には低温で時間をかける処理が適している。

また、剥離工程でサンドブラストを用いる場合は、ロッド部分にブラストが当たらないよう細心の注意が必要だ。摺動面にわずかな傷が付くだけでもオイル漏れや引っかかりが生じ、精密機構としての機能を損なう。ステアリングダンパーのように摺動部を持つパーツでは、剥離作業中の小さなダメージが致命的な不具合につながるため、徹底した保護と慎重な作業が求められる。

BEFORE - AFTER

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