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施工事例

カワサキ|KAWASAKI KZ650 スプロケットハブ ウェットブラスト施工

スプロケットハブウェットブラスト洗浄

カワサキのKZ650は、1976年に発売されたロードスポーツタイプのオートバイで、「ザッパー(ZAPPER)」の愛称で知られている。この名前は、英語の “zap” に由来し、「電撃」「素早い動作」「俊敏な動き」を意味する言葉だ。その名の通り、KZ650は軽快で俊敏な走行性能を備え、1970年代のライダーたちに鮮烈な印象を与えた。

スプロケットハブは、駆動力をチェーンから後輪に伝達する重要な役割を担う部品だ。スプロケット(チェーンがかかる歯車)を支えながら、ハブダンパーを介してホイールに動力を伝える仕組みになっている。しかし、スプロケットハブはチェーンオイルやグリスが飛び散り、それがホコリや砂を吸着して汚れが溜まりやすい。また、路面から巻き上げられる泥や砂利、水しぶき、ブレーキダストも直接付着するため、腐食がすすみやすいパーツの一つだ。

今回の施工では、スプロケットハブのクリーニングにウェットブラストを施工。ウェットブラストはサンドブラストに比べて研磨力は低く、研磨というよりも「磨く」感覚に近い処理が特徴だ。加工後の表面は非常に滑らかで若干の光沢があり、サンドブラストと比較して毛細管現象が起きにくいため、腐食しにくい状態を実現できる。

沿岸部や寒冷地など、腐食が進行しやすい過酷な環境での使用が想定される場合、腐食防止と耐久性の向上にはセラコートクリアの施工が非常に効果的だ。セラコートクリアは、優れた耐久性と耐腐食性を備え、スプロケットハブの美観を保ちながら長期間にわたりしっかりと保護することができる。

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